研究課題/領域番号 |
17K08071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
石井 利明 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (50264809)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | パーキンソン病 / 認知障害 / MPTP / セロトニン5-HT4受容体作動薬 / Phosphodiesterase阻害薬 / 海馬歯状回 / cAMP / PKA / セロトニン5-HT4受容体 / velusetrag / prucalopride / cAMP-PKAシグナル / Phosphodiesterase IV 阻害薬 / Rolipram / 脳神経疾患 / 神経科学 / 脳・神経 / 薬理学 / 獣医学 |
研究成果の概要 |
中脳黒質のDA神経細胞を特異的に破壊するMPTPをマウスの腹腔内に投与することでパーキンソン病(PD)のモデルマウス(PDマウス)を作出した。PDマウスは、海馬の歯状回のcAMP-PKAシグナルの減弱化に起因する活性型CREBの発現低下を引き起こし、controlマウスと比べ記憶の消去が亢進し記憶の保持能力が低下すること見つけ、PD患者に高頻度に併発する難治性の認知障害の発症機構を明らかにした。さらに、phosphodiesterase IV阻害薬のrolipramやセロトニン5-HT4受容体の選択的作動薬のvelusetragとprucaloprideが当該認知症に有効であることを見つけた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
パーキンソン病(PD)患者に高頻度に併発する難治性の認知障害の発症機構を解明し創薬の手がかりを見出すことに成功した。具体的には、PDモデルマウス(PDマウス)で認めれれる記憶の保持能力が低下が、海馬の歯状回のcAMP-PKAシグナルの減弱化に起因する活性型CREBの発現低下によることをみつけ、PD患者に併発する難治性認知障害の発症機構を明らかにした。さらに、phosphodiesterase IV阻害薬rolipramやセロトニン5-HT4受容体の選択的作動薬velusetragとprucaloprideがPDの認知障害に有効であることを発見・特許出願し、創薬の手がかりを見出すことに成功した。
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