• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

神経変性疾患における単純ヘルペスウイルス前初期タンパク質の関与の検証

研究課題

研究課題/領域番号 17K08079
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 獣医学
研究機関鳥取大学

研究代表者

富岡 幸子  鳥取大学, 農学部, 准教授 (50374674)

研究分担者 小野 悦郎  九州大学, 医学研究院, 教授 (00160903)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード疾患モデルマウス / トランスジェニックマウス / 病態・病理 / ヘルペスウイルス / 前初期タンパク質 / 疾患モデル動物 / 発生工学 / 神経変性疾患 / 神経疾患
研究成果の概要

単純ヘルペスウイルス(Herpes simplex virus: HSV)の前初期タンパク質 ICP4タンパク質を発現するトランスジェニックマウスを作出した。このマウスの表現型解析を行い、少なくとも本実験系ではICP4が直接的な神経変性を誘導しないことが確認された。一方、本マウスでは膵外分泌の傷害が認められ、ウイルス感染現象によらずICP4タンパク質が単独で哺乳類細胞に影響を及ぼすことが強く示唆された。また、一部膵内分泌系にも傷害が及んでいる可能性も示唆されたことから、本マウスはヘルペスウイルスによる劇症膵炎とこれに続発する1型糖尿病のモデルとしての利用が期待できる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

単純ヘルペスウイルス(Herpes simplex virus: HSV)のタンパク質 ICP4を発現する遺伝子改変マウスを作出した。このマウスの表現型解析を行い、少なくとも本実験系ではICP4が直接的な神経変性を誘導しないことが確認された。一方、本マウスでは膵臓の傷害が認められ、ウイルス感染現象によらずICP4タンパク質が単独で哺乳類細胞に影響を及ぼすことが強く示唆された。以上より、本マウスはヘルペスウイルスによる劇症膵炎とこれに続発する1型糖尿病のモデルとしての利用が期待できる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi