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集合住宅地開発における自然環境の構造化過程に関するランドスケープ計画論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K08187
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境農学(含ランドスケープ科学)
研究機関工学院大学

研究代表者

篠沢 健太  工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 教授 (00278558)

研究分担者 宮城 俊作  放送大学, 教養学部, 教授 (60209872)
木下 剛  千葉大学, 大学院園芸学研究科, 准教授 (30282453)
霜田 亮祐  千葉大学, 大学院園芸学研究科, 准教授 (00758914)
下田 元毅  大阪大学, 工学研究科, 助教 (30595723)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード集合住宅地開発 / 団地建替 / 建て替え / ニュータウン / 自然環境 / 構造化 / ランドスケープ計画 / 都市計画・建築計画 / ランドスケープデザイン / 自然環境構造
研究成果の概要

「集合住宅地のランドスケープには自然環境が『構造化』されている」という視点から、既往研究が進みつつある。本研究ではランドスケープ計画の特徴を相互比較するため、まず当時「構造化」を意図して提案された計画思想について提唱者にヒアリングを行い、その意図と内容を検討した。一方、そうした思想がどのように現実の空間に反映されたかを設計施工担当者へのヒアリングや資料などから把握して、その変遷を集合住宅地開発「年表」に整理した。最後に、一度人の手が加わった集合住宅地のランドスケープを、建替などに際して自然環境を含む資産として活用するための「マニュアル」を提案、事例とヒアリングより検証した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

集合住宅地開発計画を相互比較・検討し、相対的に捉える概念整理ができ、それらを通時的に把握できる年表を示せたことに学術的意義がある。相互比較し個々の集合住宅地のランドスケープの特性を正しく理解することによって、集合住宅地の建替事業が「既に自然環境が失われた」更地に行われるのではなく、地域の自然環境特性を継承しつつかつての計画行為によって形作られた「資産」の上に行われると捉え直すことができる。建替が、老朽化した建物の更新にとどまらず、敷地周辺の自然環境の継承と保全、その社会的意義を問い直す機会となりうることを明らかにした。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 公団鈴が峰第2住宅団地開発計画における地形造成と外部空間の計画手法に関する研究2019

    • 著者名/発表者名
      下田元毅・篠沢健太
    • 雑誌名

      ランドスケープ研究

      巻: 82/5 ページ: 673-676

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 金沢地先埋立事業と金沢シーサイドタウン開発計画のランドスケープ特性に関する考察2018

    • 著者名/発表者名
      黒子奈保・篠沢健太
    • 雑誌名

      ランドスケープ研究

      巻: 81(5) ページ: 675-680

    • NAID

      130007405431

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 公団鈴が峰第2住宅団地開発計画における地形造成と配置計画の特徴に関する研究2018

    • 著者名/発表者名
      下田元毅・篠沢健太
    • 雑誌名

      ランドスケープ研究

      巻: 81(5) ページ: 681-686

    • NAID

      130007405428

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 集合住宅地開発における自然環境の構造化過程に関する検討2019

    • 著者名/発表者名
      篠沢健太
    • 学会等名
      日本造園学会2019全国大会(筑波)
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 氾濫原の再生とグリーンインフラとしての公園・緑地2019

    • 著者名/発表者名
      木下剛・佐藤円・田畑貞寿
    • 学会等名
      日本造園学会2019全国大会(筑波)
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 金沢地先埋立事業と金沢シーサイドタウン開発計画のランドスケープ特性に関する考察2018

    • 著者名/発表者名
      黒子奈保・篠沢健太
    • 学会等名
      日本造園学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 公団鈴が峰第2住宅団地開発計画における地形造成と配置計画の特徴に関する研究2018

    • 著者名/発表者名
      下田元毅・篠沢健太
    • 学会等名
      日本造園学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] 団地図解ー地形・造成・ランドスケープ・住棟・間取りから読み解く設計思考ー2017

    • 著者名/発表者名
      篠沢健太・吉永健一
    • 総ページ数
      140
    • 出版者
      学芸出版社
    • ISBN
      9784761532352
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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