研究課題/領域番号 |
17K08199
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
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研究機関 | 熊本保健科学大学 |
研究代表者 |
山口 泰華 熊本保健科学大学, 保健科学部, 研究員 (90448522)
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研究分担者 |
田中 聡 熊本保健科学大学, 保健科学部, 教授 (10321944)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 植物 / 線虫 / 寄生性線虫 / 細胞・組織 |
研究成果の概要 |
本実験計画では、線虫の誘導する幹細胞系植物細胞(多核細胞)の細胞系譜解析法の構築と線虫遺伝子を破壊できるsg-RNAを発現する植物の作出をめざした。しかし、本研究代表者は、初年度に研究拠点を移転したため、当初の計画を変更して進め、まず線虫の小規模回収システムを構築した。細胞系譜解析を遂行するために外注した抗体は出来が悪く使えなかったため、まず、蛍光物質で光る線虫の植物内でのライブイメージングを成功させ、実験計画を一部変更して、タグ付きのエフェクタータンパク質を発現する遺伝子改変線虫の作成を新たに計画して進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本実験計画では、植物寄生性線虫の寄生機構の解明のため、線虫遺伝子を破壊できるsg-RNAを発現する植物の作出と線虫の誘導する植物幹細胞の細胞系譜解析法の構築を行う事をめざした。 これらの研究成果により、農業分野においては、線虫の食害を抑制できる新規のコンパニオンプランツを作出することが可能になるとともに、基礎研究の分野においては、宿主植物ー線虫間の線虫の寄生戦略と宿主の攻防について明らかになる。
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