研究課題/領域番号 |
17K08230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
森本 功治 立命館大学, 薬学部, 助教 (10543952)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 超原子価ヨウ素 / ヘテロ原子 / グリコシル化 / カップリング / 窒素 / ヨウ素 / 芳香族化合物 / 有機化学 |
研究成果の概要 |
ヘテロ原子を有する芳香族化合物の酸化による結合形成反応は合成化学的また生合成機構的にも、極めて重要な反応である。本研究では超原子価ヨウ素反応剤を用いた、ヘテロ原子の活性化による結合形成反応の開発を行い、新しいカップリング反応とグリコシル化反応を見出した。本手法の確立は、現在汎用されている遷移金属を用いたカップリング反応に代わる新しい手法となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有機化合物中の触媒を用いて結合させるクロスカップリング反応は、日本で生まれた化学分野の革新技術として世界からも高く評価され、その応用は多岐にわたっている。現在最も汎用されているクロスカップリング反応は、レアメタルであるパラジウムを用いた根岸カップリングや鈴木カップリングに代表される手法であるが触媒として高価なレアメタルを用い、芳香環にハロゲンやメタルを導入して官能基化を行う必要があり、そのために反応工程が長くなることが課題とされている。本手法の確立は、現在汎用とされている遷移金属を用いたクロスカップリング反応に代わるものとして期待できる。
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