研究課題/領域番号 |
17K08260
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 第一薬科大学 |
研究代表者 |
安川 圭司 第一薬科大学, 薬学部, 准教授 (80372738)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 潰瘍性大腸炎 / 硫黄 / 亜硫酸由来ラジカル / 亜硫酸ラジカル / 亜硫酸塩由来ラジカル / フリーラジカル / ESR |
研究成果の概要 |
潰瘍性大腸炎の発症や再発における硫酸塩や硫化物の多量摂取の関与が示唆されている。本研究では、実験的大腸炎マウスを用い、炎症発生前より大腸で硫酸塩や亜硫酸塩が増加し、亜硫酸ラジカルが産生すること、その消去に大腸組織中のアスコルビン酸やグルタチオンが関与する可能性があることを明らかにした。また、亜硫酸由来ラジカルの産生における大腸組織のスルファターゼや3’-ホスホアデノシン-5’-ホスホ硫酸合成酵素の関与が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、潰瘍性大腸炎発症の第一段階と想定される大腸組織への直接刺激反応に亜硫酸由来ラジカルが関与することを世界で初めて示した独創的な研究成果である。今後さらに解析を進めることで、亜硫酸由来ラジカル消去に基づく新たな潰瘍性大腸炎の治療法や治療薬の開発のみならず、潰瘍性大腸炎の予防にも繋がることが期待できる。
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