研究課題/領域番号 |
17K08375
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
袴田 航 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (10333337)
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研究分担者 |
氏家 誠 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 准教授 (50415478)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 抗ウイルス薬 / ウイルス糖タンパク質 / 糖鎖 / 阻害剤 / 抗ウイルス |
研究成果の概要 |
新興・再興ウイルス感染症に対する抗ウイルス薬の開発は大きく遅れている。本研究では、薬剤耐性ウイルスの出現回避を目指した、宿主の酵素によるウイルス特異的増殖プロセスを標的とした抗ウイルス薬の探索と開発を目指している。そこでウイルスコートタンパク質の糖鎖合成阻害がウイルスの感染性を大幅に低下させる事および糖鎖合成阻害がウイルス粒子の成熟を阻害することに着目し、これら糖鎖合成を司る酵素の阻害剤は薬剤耐性回避型抗ウイルス薬となると考えた。本研究は培養細胞内で機能する糖鎖合成酵素特異的蛍光基質を合成し、化合物ライブラリから抗ウイルス薬の候補となりうる阻害剤の探索を可能とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新興・再興ウイルス感染症に対する抗ウイルス薬の開発は大きく遅れている。抗ウイルス薬はウイルス因子を直接標的とする直接作用抗ウイルス薬(Direct-acting antivirals, DAAs)と宿主因子を標的とする抗ウイルス薬(Host-targeting antivirals, HTAs)に大別される。HTAs は薬剤耐性ウイルスおよび将来的に出現が見込まれる未知のウイルスに効果が期待できる。本研究では HTAs をターゲットとして、社会的要請の高い抗ウイルス薬に関する研究を行った。
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