研究課題/領域番号 |
17K08417
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 岐阜薬科大学 |
研究代表者 |
北市 清幸 岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (40301220)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 危険ドラッグ / 合成カンナビノイド / 代謝挙動 / 摂取証明 / 薬物動態 / 検出技術 / 尿中排泄挙動 / 薬学 / 薬物動態学 / 違法薬物 / トランスポーター |
研究成果の概要 |
合成カンナビノイドを含む違法薬物の摂取証明に資するために、合成カンナビノイドの解析技術の開発と代謝挙動についての検討をLC-MS-IT-TOFを用いて行った。その結果、ヒトで起こる危険ドラッグの代謝挙動を解明すると共に摂取を証明しうる特徴的な代謝物を検出することに成功した。一方、尿中での代謝物は検出下限以下であり、血液あるいはその他の生体試料を用いた摂取証明が必要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
危険ドラッグを含む違法薬物の乱用は大きな社会問題であるが、その検出の難しさから摂取証明をすることは極めて困難である。本研究ではその問題解決のために、危険ドラッグの一つである合成カンナビノイドの高感度検出技術の開発と摂取証明に資する特徴的な代謝物の検出に成功した。当該技術の応用により、違法薬物の摂取証明が可能となれば本邦における違法薬物乱用の抑止が可能となることが大いに期待される。
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