研究課題/領域番号 |
17K08462
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
関根 正恵 北里大学, 薬学部, 助教 (60226652)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | D-アミノ酸 / L-アミノ酸 / 統合失調症 / 血中濃度測定 / 分析科学 |
研究成果の概要 |
タンパク質を構成しているのは20種類のアミノ酸であり、あらゆる生体活動に重要な役割を担っている。血液中のアミノ酸濃度は恒常性が維持されているが、最近、特定の疾患に罹患した場合、血液や尿におけるD,L-アミノ酸濃度のバランスが崩れていることがいくつか報告されている。そこで、健常者および統合失調症患者血液中のD,L-アミノ酸についてHPLCを用いて定量を行った。定量を行ったアミノ酸のうちD,L-セリンおよびD,L-アラニンについて臨床症状との関連について解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒト体内に存在するアミノ酸をD型とL型に分離し定量することは、疾患の病態生理の解明や早期診断バイオマーカーの開発へ貢献できると考えられる。 統合失調症の病態は複雑で、病態の把握は経験豊かな精神科医の診断に委ねられているところが大きい。客観的な指標を得ることができれば、診断はより正確性を増し、治療法の確立にも大きく貢献できると考えられる。
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