研究課題/領域番号 |
17K08491
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
橋本 龍樹 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (90252907)
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研究分担者 |
大谷 浩 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (20160533)
松本 暁洋 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (70346378)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | microRNA / マウス胎仔 / 神経幹細胞 / マイクロRNA / thrombospondin 1 / c-fos / 大脳 / 組織形成 / 中枢神経系 / 解剖学 / 発生学 |
研究成果の概要 |
これまでの研究より、マウス大脳において妊娠12日から15日の間において、発現量が最も増加したlet7b-5pと最も減少したmiR409-3pであった。これらのmicroRNAによって調節されているmRNAについて、神経幹細胞を使った培養系により、microRNA導入によって発現量が変化したmRNAについてマイクロアレイ解析を行った。let7b-5pの導入によって5つのmRNAが2倍以上増加し、5つのmRNAが1/2以下に減少した。miR409-3pの導入によって、5つのmRNAが2倍以上増加し、2つのmRNAが1/2以下に減少していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでは遺伝子発現調節は転写調節因子など遺伝子発現によって調節されていると考えられていた。しかし、近年の研究において、イントロンの部分にコードされているマイクロRNAが短期間発現することにより、短期間遺伝子発現を調節していることが分かってきた。マウス大脳の組織形成においても、2つにマイクロRNAによって10種類前後の遺伝子の発現が調節されていることが解明された。
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