研究課題/領域番号 |
17K08507
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
八月朔日 泰和 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (00372334)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ジアシルグリセロールキナーゼ / 免疫組織化学染色 / 特異抗体 / 結合タンパク質 / イノシトール三リン酸受容体 / ゴルジ体 / 小胞体 / 虚血ストレス / 免疫沈降法 / 海馬 / 線条体 / 大脳皮質 / 投射ニューロン / 介在ニューロン / 免疫電子顕微鏡法 / 内在性カンナビノイド |
研究成果の概要 |
DGKepsilon (DGKe)の中枢神経における発現局在を解析した結果、DGKeは海馬・大脳皮質・線条体の投射ニューロンに発現するが、介在ニューロンには発現しないことが明らかとなった。また、DGKzeta(DGKz)の蝸牛外有毛細胞の核への局在、および音響暴露刺激により核から細胞質に移行する現象を新規に報告した。副腎皮質球状帯細胞においてはDGKgamma(DGKg)がゴルジ体に、DGKeが小胞体に局在することが明らかになった。中枢神経のみならず末梢器官でのDGKアイソザイムの豊富な発現や刺激による局在変化は、この酵素が細胞機能において重要な機能を有する可能性を示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脂質性二次伝達物質ジアシルグリセロールのリン酸化酵素であるジアシルグリセロールキナーゼ(DGK)ファミリーのうち、イプシロン型DGK(DGKe)の神経細胞と内分泌器官である副腎における発現および細胞内微細局在が明らかになった。また、DGKeが小脳においてイノシトール三リン酸受容体と免疫複合体を形成することを形態学的に明らかにした。DGKeの抑制がハンチントン舞踏病の治療に有効である可能性が報告されており、当研究成果がハンチントン舞踏病の発症メカニズムや病態解明の一助となることが期待される。
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