研究課題/領域番号 |
17K08525
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 明治薬科大学 |
研究代表者 |
中舘 和彦 明治薬科大学, 薬学部, 教授 (80372895)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 超微細形態 / シナプス / コネクトミクス / 電子顕微鏡 / 急速凍結 / 超微形態 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、神経回路再編のメカニズムを形態学的、特に超微形態学的に解析することを目的に研究を行った。まず、急速凍結置換法の実験を開始し、高感度で高解像度の像を観察可能な条件を明らかにした。その条件下で、神経回路再編のモデルを用い、神経可塑性の変化を単一ニューロン上に分布する全スパインを網羅的に解析した。機能的シナプス変化を解析するため、c-Fosを用いたActivity Mapping 法を併用し、Zif268や CREBのリン酸化、またFosBをターゲットに検討した。その結果、入力依存的に感受していることを明らかにした。形態変化が引き起こされたスパインの割合と神経活動との相関の結果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、基礎的な脳神経回路研究の飛躍的な解明に寄与すると考えられる。さらに、これまで困難と考えられてきた微細形態学的解析と神経活動マーカーとの相関を取れる技術の革新により、脳神経回路研究だけでなく、医療分野や生命研究分野をはじめ、多くの分野に寄与できるものと示唆される。今後のさらなる検討により、飛躍的な研究へとつながる礎となった。
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