研究課題/領域番号 |
17K08562
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
山田 順子 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (30334965)
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研究分担者 |
小枝 周平 弘前大学, 保健学研究科, 講師 (00455734)
冨山 誠彦 弘前大学, 医学研究科, 教授 (40311542)
佐藤 ちひろ 弘前大学, 保健学研究科, 助教 (70757468)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 脳 / 発達 / 自閉症 / マウス / バルプロ酸 / 発達障害 / 行動解析 / 運動介入 / バルプロ酸投与マウス / 記憶・学習障害 / 常同行動 / 自閉症モデル / 超音波音声 / GABA / バルプロ酸ナトリウム |
研究成果の概要 |
自閉症を含めた発達障害は脳機能の疾患であるが、詳しい病態は未だ不明である。一方で早期介入により改善できる可能性が多い疾患でもある。本研究ではバルプロ酸(VPA)が脳内GABA抑制システムを変化させ行動に変化をもたらす可能性に着目し、VPA母体投与および、成長期VPA投与の両方の投与法を用いた自閉症モデルマウスの病態解析を行い運動介入による効果を解析した。運動介入により、常同行動の減少、記憶・学習障害の改善がみられたが、活動量には両群で違いはみられなかった。以上の結果から生後VPA投与にも記憶障害、常同行動など脳へ何らかの影響を与えていること、運動により改善される可能性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発達障害は脳機能の障害であると考えられるが、その詳細なメカニズムは未だ明らかではない。本研究は病態解明および運動介入の効果を検討することを目的とした。 本研究では自閉症モデル動物を用いて周生期及び成長後の行動変化を解析し運動介入効果を解析した。母体にバルプロ酸を投与したマウスは生後直後に変化が見られた。生後14日でVPA投与したマウスも行動変化が見られたが、運動介入により改善する傾向が見られた。
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