研究課題/領域番号 |
17K08577
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
舩橋 利也 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (70229102)
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研究分担者 |
長谷 都 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (20450611)
萩原 裕子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (90468207)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 海馬 / エストロジェン / シナプス / 空間学習 / LTP / 性分化 / 性差 / 餌の形状 / テストステロン / オープンフィールド / RI / 受動的回避学習 / 雄性化 / 雌性 / パッチクランプ / スライス / AMPA受容体 / 学習 / 養育環境 / エストロゲン / 環境 / 可塑性 |
研究成果の概要 |
齧歯類においては,脳によって調節される様々な機能が性腺ステロイドホルモンによって調節され,少なくとも一部は出生時に存在する性腺ステロイドホルモンの影響下にある。そこで海馬によって調節される空間学習能力の性差と神経系のつながり=シナプスに関して,出生時の性腺ステロイドホルモンの影響を検討した。その結果,空間学習の性差の少なくとも一部は,脳の性分化の影響であることが推測された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実験動物のラットなどの齧歯類は,脳によって調節される機能の少なくとも一部は性腺ステロイドホルモンに強く影響され,それは,出生時期の性腺ステロイドホルモン環境の違いによる脳の性分化の結果と考えられる。本研究から,性特異的な飼育環境による海馬機能の変容が,一部は出生時期の性腺ステロイドホルモン環境の違いによる性分化の結果である事がわかった意義がある。
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