研究課題/領域番号 |
17K08603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
林 啓太朗 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10323106)
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研究分担者 |
倉沢 和宏 獨協医科大学, 医学部, 教授 (30282479)
JUTABHA Promsuk 獨協医科大学, 医学部, 助教 (90541748)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 破骨細胞 / アミノ酸トランスポーター / アミノ酸飢餓応答反応 / LAT1 / ヒト破骨細胞 / 遺伝子発現制御 / JPH203 / アミノ酸飢餓応答 / サイトカイン / 骨代謝 / 薬理学 |
研究成果の概要 |
L-Type Amino Acid Transporter 1 (LAT1, SLC7A5)は、主に中性アミノ酸を細胞内に取り込むトランスポーターで、その発現はがん細胞で極めて高い。一方で研究代表者は、破骨細胞におけるLAT1の高発現を見出した。この知見をもとに、本研究ではLAT1の破骨細胞における役割を検討した。LAT1特異的阻害薬によりヒト破骨細胞の分化が抑制された。さらに、そのメカニズムとして破骨細胞制御遺伝子の発現、および破骨細胞における役割が不明であったCCL7の発現の低下を明らかにした。以上の結果より、LATによる破骨細胞制御およびその新規メカニズムが解明された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、アミノ酸輸送によるヒト破骨細胞調節および新たな破骨細胞制御メカニズムを解明した点で学術的な意義が極めて大きい。LAT1特異的阻害薬JPH203は、がんを対象とした第I相臨床試験が終了しており、その安全性と有効性が確認されている。破骨細胞の過剰活性化は関節リウマチの原因となり、そのさらなる治療法開発が待望される。本研究より得られた研究成果は、アミノ酸トランスポーターを標的とした新たなリウマチ治療法の開発に展開できる可能性が高いことから、臨床的、社会的にも極めて重要な意義を持つ。
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