研究課題/領域番号 |
17K08725
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
赤津 裕康 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (00399734)
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研究分担者 |
正木 克由規 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (00365652)
兼松 孝好 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (20381824)
田中 創始 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (30433220)
大原 弘隆 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (80285212)
間辺 利江 帝京大学, 医学部, 助教 (50723110)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 高齢者タウオパチ― / 補体 / 鉄 / 神経源線維変化 / 嗜銀顆粒 / 高齢者タウオパチー / 神経原線維変化 / 脳・神経 |
研究成果の概要 |
年間30例程の病理解剖症例の蓄積が継続され、臨床・病 理解剖記録の臨床 記録のデータ収集が終了した。蓄積された症例の臨床神経病理検討で確定した高齢者タウオパチー症例での免疫染色を補体関連、鉄代謝関連マーカーを中心に行った。 血液診断マーカー探索は新たなコホート体制を構築できた。血液マーカーにおいて、アルツハイマー病の診断の新たな候補因子を共同研究で同定した。これらも含めて臨床的高齢者タウオパチー症例でも診断的意義があるかの検討を開始した。さらに、変性タウ蛋白の精製、それらの炎症起点の可能性を検討するため、試験管レベルでの実験の展開を開始している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者タウオパチーは、世界的に進むアルツハイマー病(AD)の画像病理相関研究において、ADの原因とされているアミロイド(Aβ)沈着を認めないケースとして注目されている。臨床的にADと誤診されやすいく、Aβ除去を狙った治療が無効となる。ADの血液での診断は困難とされたが、我々はその可能性を世界で始めて報告した。本研究では網羅的に臨床データ、凍結脳を用いた発現遺伝子解析・質量分析と、固定脳での免疫染色を駆使して高齢者タウオパチーの病態解析、変性タウ蛋白の挙動解析を進めている。社会的意義にまでつながる結果には至っていないが、現状の体制での研究を推進すれば、いずれADと差別化できる候補因子を見出せる。
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