• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

β2-ミクログロブリンアミロイド線維による細胞傷害機構、及び細胞刺激作用の解析

研究課題

研究課題/領域番号 17K08759
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関福井大学

研究代表者

大越 忠和  福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (90362037)

研究分担者 内木 宏延  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (10227704)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2017年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードアミロイドーシス / 細胞傷害 / 実験病理学
研究実績の概要

本研究では、試験管内で形成したアミロイド線維と培養細胞を用い、透析アミロイドーシスにおいてβ2-ミクログロブリン(β2-m)アミロイド線維の沈着が破壊性脊椎関節症や骨嚢胞などの骨・関節破壊を引き起こすメカニズムを明らかにし、透析アミロイドーシスの予防、治療法開発の端緒を開くことを目的とした。具体的には、①β2-mアミロイド線維による滑膜細胞死の分子機構の解明、②β2-mアミロイド線維の滑膜細胞に対する刺激・活性化作用の解析、③β2-mアミロイド線維の軟骨細胞に対する細胞毒性の解析、の3点を目的とした。本研究で得られる新知見は、他のアミロイド沈着における臓器障害機序の解明にも応用でき、その学術的波及効果は大きく、難病であるヒトアミロイドーシスの病態解明、予防・治療法の開発に貢献できると考えられた。
平成29年度の研究計画①として挙げた、β2-mアミロイド線維による滑膜細胞死の分子機構の解析にあたり、まずウサギ由来滑膜細胞(HIG-82)を用いた実験系において、アミロイド線維がエンドサイトーシスによって細胞内に取り込まれてリソソームへ運ばれ、ネクローシス及びアポトーシスを引き起こすことを、LDHアッセイ、MTTアッセイ、透過型電子顕微鏡観察、及び共焦点レーザー顕微鏡観察により確認した。引き続き、ネクローシス/アポトーシスの詳細な解析のため Annexin V/Propidium iodide(PI)の蛍光二重染色の準備を進めているところであったが、研究代表者が平成30年3月31日付で退職し、研究を中断することとなった。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2018-12-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi