研究課題/領域番号 |
17K08810
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
宮田 健 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 准教授 (20448591)
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研究分担者 |
門川 淳一 鹿児島大学, 理工学域工学系, 教授 (30241722)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マラリア / ナノパーツ / ワクチン / 自己集合 / 感染防御・制御 / プラットフォーム / ナノ粒子 |
研究成果の概要 |
本研究事業では、いくつかの自己集合型ナノパーツを用いて、組換えタンパク質抗原によるサブユニットワクチンの開発をすすめてきた。ひとつの重要な成果として、効率よく自己集合化し、ワクチン効果の高い分子を構築できたことである。具体的には抗原に分岐鎖を修飾して作出した網目状のような自己集合分子が、動物実験において、顕著な抗体産生応答の増強を示した。この技術を実用化するために、作成方法の最適化研究を進めている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本技術は、人獣共通感染症に対するワクチンの開発に資するものであり、2020年現在、人類が直面している未曾有の感染症危機に対する解決策として、重要な技術の基礎を造るものである。ワクチンは最小の費用で、最大の効果を生み出す感染症対策に重要な技術であるが、病原体ごとに適切なワクチン開発を進める必要もあり、実用化に向けた多くの有効でかつ多様な戦略を推し進めることが重要である。
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