研究課題/領域番号 |
17K08865
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
大桑 孝子 金沢医科大学, 医学部, 助教 (20460347)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | サフォードウイルス / 感染受容体 / CRISPR/Cas9 / sgRNAライブラリー / UnaG発現組換えサフォードウイルス / cDNAライブラリー / 蛍光タンパク質発現組換えサフォードウイルス |
研究成果の概要 |
CRISPR/Cas9システムを用いてサフォードウイルス(SAFV)高感受性HeLa細胞のゲノムワイドなヒト遺伝子ノックアウトライブラリーを作製し、SAFV感染受容体の探索を行った。その結果、感染受容体あるいはウイルスの感染・増殖を促進すると考えられる3つの候補遺伝子を得た。現在、それらの遺伝子について膜タンパク質を中心にSAFV感染における機能を解析している。また、ウイルス感染を容易に検出できる蛍光タンパク質発現組換えSAFVを作製した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SAFV高感受性HeLa細胞由来のcDNAライブラリーを非感受性細胞に導入し、ウイルス感受性となった細胞からの感染受容体候補遺伝子の同定を試みたが、成功しなかった。このことは、SAFVの感染受容体が1 分子からなるものではなく複合体として機能するものである可能性を示唆している。また、本研究で作製した蛍光タンパク質発現組換えSAFVは、簡便な感染細胞の検出を可能にし、これからの機能解析に有用である。
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