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細胞間接触によるウイルス再活性化メカニズムの解明と阻害因子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 17K08869
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

菅野 隆行  国立感染症研究所, 感染病理部, 主任研究官 (50272563)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワードカポジ肉腫 / 細胞間接触 / 再活性化 / cell-to-cell感染 / Hypoxiaシグナル伝達系 / ウイルス再活性化 / KSHV / ウイルス
研究成果の概要

細胞間接触によるウイルス再活性化のメカニズムを明らかにするため、接着細胞とKSHV感染B細胞の共培養を行いヒト遺伝子、KSHVウイルス遺伝子のトランスクリプトーム解析を行った。接着細胞はHeLa, 293細胞を、ウイルスドナー細胞はKSHV感染B細胞株 TY-1, BCBL-1, Spel細胞を、対照としてKSHV陰性のBjab細胞を用いた。Transwellを介して接触しない群と接触する群について比較したところヒト遺伝子オントロジー解析でKSHV感染の有無に拘らずHypoxia関連遺伝子群が上位を占めた。B細胞と接着細胞の接触により誘導される普遍的な変化である可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

cell-to-cell 感染がウイルス感染で重要な役割を果たしていることはよく知られているが、そのメカニズムについてはよくわかっていない。本研究の実験結果から接着細胞とB細胞を共培養することにより普遍的にHypoxiaシグナル伝達系に刺激が入る可能性が示唆された。接着細胞とB細胞との接触によるHypoxiaシグナル伝達系の活性化がウイルスのcell-to-cell感染に利用されている可能性があり、新たな感染様式の解明につながることが期待される。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Production of recombinant KSHV vIL-6 and development of a new monoclonal antibody2019

    • 著者名/発表者名
      Takayuki Kanno, Yuko Sato, Kaori Sano, Tadaki Suzuki, Hideki Hasegawa, Harutaka Katano
    • 学会等名
      第67回日本ウイルス学会学術集会総会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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