研究課題/領域番号 |
17K08880
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
免疫学
|
研究機関 | 東北医科薬科大学 (2018-2020) 京都大学 (2017) |
研究代表者 |
佐々木 義輝 東北医科薬科大学, 医学部, 助教 (80323004)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 免疫学 / シグナル伝達 / 発生・分化 |
研究成果の概要 |
直鎖状ポリユビキチン鎖は、LUBACによって選択的に生成され、NF-κBの活性化、プログラム細胞死を抑制する機能を持つ。本研究課題では、直鎖状ポリユビキチン鎖がB1細胞発生において担う役割について解析を行った。B1細胞はB1aとB1b細胞に分けられるが、LUBACはその両方の発生に必須である。B細胞特異的にLUBACを欠損させたマウスにおいて、ネクロプトーシスに必須の分子RIP3を欠損させるとB1a細胞の発生は回復されないがB1b細胞の発生が回復することを発見した。以上の結果からB1a細胞とB1b細胞の発生においてLUBACが担う役割に違いがあることを明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては、これまで不明な点が多かったB1a細胞とB1b細胞の発生機構の違いを明らかにした点が挙げられる。
|