研究課題/領域番号 |
17K08901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
鋪野 紀好 千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (10624009)
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研究分担者 |
石井 伊都子 千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (00202929)
酒井 郁子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (10197767)
小野 永貴 日本大学, 芸術学部, 講師 (10592868)
生坂 政臣 千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (20308406)
Salcedo Daniel 千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (40756681)
伊藤 彰一 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (60376374)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 反転授業 / フィジカルアセスメント / 多職種連携 / IPE / 総合診療 / 医学教育 / 医療者専門教育 / せん妄 / 医療専門職教育 / IPW / 地域包括ケア / 身体診察 |
研究成果の概要 |
地域包括ケアシステムにおいては、フィジカルアセスメント/ヘルスアセスメントに基づく的確な診断とそれに基づいた適切な診療ケア立案のためのアセスメント力が求められる。本研究では、反転授業(eラーニング教材+授業)により、多職種(医師・看護師・薬剤師)における個別のフィジカルアセスメントスキルおよび多職種チームのヘルスアセスメントスキルが向上するかについて評価し、その教育効果を検証した。反転授業による教育アプローチは、教育介入直後だけでなく、3ヶ月後にも専門職連携実践コンピテンシーを向上させることができた。さらに高度な認知活動をブルームのタキソノミーで実践できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療費高騰が喫緊の課題となっている超高齢社会においては、特殊な医療機器を必要とせずに実施できるフィジカルアセスメント/ヘルスアセスメントの要請は非常に高く。フィジカルアセスメント/ヘルスアセスメント修得のためのeラーニング教材を開発し、超高齢社会における地域包括ケアシステムに対応できる人材開発の一助となる。また、eラーニング教材開発に加え、多職種(医師・薬剤師・看護師)を対象とした反転授業を導入することにより、より多くの医師・薬剤師・看護師のフィジカルアセスメント/ヘルスアセスメントスキルが向上し、患者のニーズに応じた適切な医療を提供できるようになる。
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