研究課題/領域番号 |
17K08902
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
朝比奈 真由美 千葉大学, 医学部附属病院, 特任教授 (00302547)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 専門職連携教育 / 臨床実習 / アクティブ・ラーニング / グループ学習 / 医療者教育 / クリニカル・クラークシップ |
研究成果の概要 |
臨床前IPEの教育効果を持続的に向上させるためには臨床教育現場でのIPEが不可欠である。千葉大学では2015年からクリニカルIPEを一部の診療科実習で試行している。本研究の目的はクリニカルIPEの必修化を目指し課題を検討するとともに、有用性を検証することである。臨床指導者へのインタビュー結果などからクリニカルIPEの実施手順を整理し、よりスムーズな運営を行えるようになった。臨床指導者に対する影響、各学部学生に対する教育効果の研究を行った。今後はさらに汎用性のあるプログラム作成やガイドライン整備を進め、臨床指導者側の負担を軽減するとともに、すべての学生が履修できるカリキュラムの調整が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在実施されているIPEプログラムは、多くが臨床前教育で行われているものであり、クリニカル・クラークシップで行われているプログラムについては、カロリンスカ大学整形外科病棟で実施されている1週間のプログラム(Hallin、Medical Teacher, 2011)、昭和大学(木内、医学教育、2013)など報告は数少ない。IPEのクリニカル・クラークシップへの導入には様々な解決すべき問題がある。本研究は千葉大学で実施されているクリニカルIPEの課題を検討するとともに臨床指導者および学生、双方への有用性を検証し、医療保健福祉系の医療人育成課程のIPEに貢献できるものである。
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