研究課題/領域番号 |
17K08914
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
成田 有吾 三重大学, 医学系研究科, 教授 (50242954)
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研究分担者 |
井村 保 中部学院大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (50301619)
中井 三智子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 教授 (60726503)
田中 優司 愛知教育大学, 学内共同利用施設等, 教授 (70377654)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 神経難病 / 筋萎縮性側索硬化症 / 拡大・代替コミュニケーション / 医療系学部学生 / 教育プログラム / コミュニケーション / 意思伝達装置 / 短期研修 / 支援 |
研究成果の概要 |
医療系学生を対象に「神経筋疾患患者に対するコミュニケーション機器導入支援ガイドブック」に準拠した6時間の拡大・代替コミュニケーション(AAC)支援教育プログラムを作成し,6か月の間隔をおき同一内容を2回受講させた.初受講群と既受講群間でプレテスト/ポストテスト,各AACによる実習5分間の伝達文字数,各AAC使用の主観的負担感等を比較した.既受講群ではプレテスト値,および文字盤,口文字,速度調整後の意思伝達装置の5分間の伝達文字数が高かった.既受講群では目の負担が軽減されていた.今回作成した半日間の教育プログラムによるコミュニケーション支援に関する一定の知識・技術の6か月間の保持が確認された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
筋萎縮性側索硬化症(ALS)等の神経難病では,構音,書字,身体表現など多様なコミュニケーション障害を生じる.この機能は,患者の意思決定を含む生活全般に欠かせないため,神経難病患者のコミュニケーション支援に,拡大・代替コミュニケーションが用いられ,導入から使用継続まで多職種の支援が求められてきた.一方,医療系学生の卒前および卒後教育において神経難病のコミュニケーション障害の知識や技術を経験する機会は乏しい.今回,医療系学部学生を対象にALSを念頭の神経難病コミュニケーション支援に関する短期教育演習プログラム開発,一定の効果を検証した.これら支援への理解と経験を持つ医療職の育成に寄与すると考える.
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