研究課題/領域番号 |
17K08931
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
渡邊 亮 神奈川県立保健福祉大学, ヘルスイノベーション研究科, 准教授 (90756173)
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研究分担者 |
小宮 貴子 東京医科大学, 医学部, 准教授 (00385105)
佐藤 大介 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (10646996)
松村 一 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (80256263)
菊池 宏幸 東京医科大学, 医学部, 講師 (90783142)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 医療経済評価 / 医療制度 / データベース研究 / 費用最小化分析 / レセプト情報・特定健診等情報データベース / 爪白癬 / NDB / 医療技術評価 / ナショナルデータベース / 医療経済 / 費用対効果 / HTA |
研究成果の概要 |
本研究では、医薬品・医療機器の費用対効果評価におけるNDB(ナショナル・データベース)の活用可能性の検証と課題の抽出等を行うことを目的として、爪白癬の検査に用いられる白癬菌抗原キットについて、NDBデータを用いて費用対効果評価を行った。その結果、臨床症状のみで診断を行った場合に対して白癬菌抗原キットを用いることで、医療費を削減できる可能性が示された。 本研究を通じて、NDBデータを用いた費用対効果評価の意義が明らかとなったと共に、その利用における課題として、NDBデータの分析環境構築やシステム運用などの難しさなども明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国民医療費の増大を背景として、効率的な医療資源の活用が期待される中、医薬品・医療機器の費用対効果評価制度が導入された。全国の医療機関から提出された診療報酬明細書データが悉皆的にデータベース化されたレセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)を用いることの有用性を明らかにしたことで、今後の費用対効果評価や患者中心医療技術評価の進展の一助になることが期待される。
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