研究課題/領域番号 |
17K08933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
小茂田 昌代 東京理科大学, 薬学部薬学科, 教授 (50167409)
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研究分担者 |
山本 美智子 熊本大学, 薬学部, 客員教授 (90538125)
後藤 惠子 東京理科大学, 薬学部薬学科, 教授 (40434047)
真野 泰成 東京理科大学, 薬学部薬学科, 准教授 (60406254)
根岸 健一 東京理科大学, 薬学部薬学科, 准教授 (20286363)
宮崎 智 東京理科大学, 薬学部生命創薬科学科, 教授 (30290894)
和田 猛 東京理科大学, 薬学部生命創薬科学科, 教授 (90240548)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | アカデミック・ディテーリング / 医薬品情報リテラシー / 臨床薬剤師 / 基礎薬学臨床活用 / 医薬品特性比較データベース / アカデミック・ディテーラー / 処方最適化 / 能動的医薬品情報提供 / 医薬品特性比較 / 医薬品情報データベース / 基礎薬学の臨床活用 / 医薬品比較 / 医薬品情報提供アプローチ / 処方支援 / 医薬品情報提供 / 医薬品比較システム |
研究成果の概要 |
アカデミック・ディテーリングの定義は「基礎を臨床につなぐ科学的視点とエビデンスを基に医薬品比較情報を能動的に発信する新たな医薬品情報提供アプローチ」とし、アカデミック・ディテーラーの使命は「医師の処方行動に影響を与え処方を最適化する」とした。薬剤師の科学的な視点である化学構造式、薬理作用、薬物動態の視点から薬剤を比較したデータベースを開発し、そのデータを活用して、アカデミック・ディテーリングができる薬剤師の養成を開始しました。そして、アカデミック・ディテーリングが医師の処方行動に影響を与え、薬物療法の最適化につながるかどうかの研究を始めています。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アカデミック・ディテーリングはコマーシャルベースに則らない、公正中立な医薬品情報提供者として、海外では薬剤師が薬物治療の最適化や医療経済に貢献している。本事業のアカデミック・ディテーラー養成プログラムは「基礎を臨床につなぐ科学的視点」を強化したところが特徴であり、開発中の「医薬品特性比較システム」は日々更新し配信できる拠点の整備を検討している。このような環境整備とデータを活用できるアカデミック・ディテーラー養成プログラムの開発は、医師の処方支援を行う不可欠な存在として、薬剤師の職能拡大を可能とし、世界をリードできる薬物治療の最適化につながる。
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