研究課題
基盤研究(C)
診療ガイドラインの推奨グレード決定プロセスの透明化・標準化を確立するため、以下を検討した。1)診療ガイドラインのMultiple Criteria Decision Analysis(MCDA)応用の文献的検討、2)診療ガイドラインの利益・不利益バランスの評価方法検討、3)MCDAによる子宮頸がん検診ガイドラインの推奨グレード決定。MCDAにより、評価プロセスの透明化を図り、多様な意見を反映できた。診療ガイドラインの推奨グレード決定において、MCDAは有用であり、エビデンス・プラクティス・ギャップの解消に寄与する。
診療ガイドライン作成には、推奨グレード決定プロセスの透明化・標準化が要である。同時に、利益不利益バランス、医療資源、患者価値観等の多元的評価が求められる。本研究では、子宮頸がん検診ガイドライン作成に諸外国の医療技術評価や政策決定に応用されているMultiple Criteria Decision Analysis(MCDA)を応用した。MCDAにより、患者や臨床医など異なる立場の意見を公平に反映した多元的評価が可能となった。診療ガイドライン作成において、MCDAは推奨グレード決定プロセスを透明化・標準化し、エビデンス・プラクティス・ギャップの解消に寄与する。
すべて 2020 2019 2018 2017 その他
すべて 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 2件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 7件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 14件、 招待講演 6件) 備考 (1件)
Ann Transl Med
巻: - 号: 12 ページ: 734-734
10.21037/atm.2020.03.166
BMJ Open
巻: 9 号: 9 ページ: e026002-e026002
10.1136/bmjopen-2018-026002
Journal of Global Oncology
巻: 5 号: 5 ページ: 1-19
10.1200/jgo.18.00214
巻: 5 号: 5 ページ: 1-22
10.1200/jgo.18.00213
Japanese Journal of Clinical Oncology
巻: 48 号: 7 ページ: 673-683
10.1093/jjco/hyy077
胃と腸
巻: 53(8) ページ: 1163-1167
巻: 48(3) 号: 3 ページ: 278-286
10.1093/jjco/hyx190
BMC Cancer
巻: 18 号: 1 ページ: 345-345
10.1186/s12885-018-4244-6
日本がん検診・診断学会誌
巻: 24(3) ページ: 270-281
PLOS ONE
巻: 12(7) 号: 7 ページ: 99-99
10.1371/journal.pone.0180819
消化器内視鏡
巻: 29(7) ページ: 1152-1157
伊丹市医師会誌
巻: 173 ページ: 17-17
http://canscreen.ncc.go.jp/