研究課題/領域番号 |
17K08949
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
渡邉 裕司 浜松医科大学, 医学部, 理事 (50262803)
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研究分担者 |
三坂 眞元 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (10583635)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 臨床薬理学 / パラオキソナーゼ / シンバスタチン / 薬物動態 / 抗動脈硬化作用 / 遺伝的多型 / パロキソナーゼ3 / 民族差 / 動脈硬化 / 肥満 / パラオキソナーゼ(PON)3 / 遺伝子多型 |
研究成果の概要 |
抗動脈硬化作用が注目されるパラオキソナーゼ(PON)3の日本人血清中濃度は9.6±3.8 μg/mLであり、コーカシアン人種における既報値に比較し5倍程度高値であった。PON3遺伝子多型の頻度は最頻でも5%以下であり、PON3濃度の民族差要因にはエピジェネティックな要因が関与する可能性が示唆される。また血清中PON3濃度は体重およびBMIと負の相関を示し、シンバスタチンおよびシンバスタチン酸の体内動態との関連では、血清PON3濃度が高いとシンバスタチン酸への代謝活性が高くなることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では抗動脈硬化作用が注目されるパラオキソナーゼ(PON)3に関する日本人の血清中PON3濃度、個人間変動要因、シンバスタチンの体内動態との関連、また日本人のPON3遺伝子多型と頻度について検討し、 PON3に関する日本人の基盤データを構築した。日本人の血清PON3濃度がコーカシアン系人種に比較し高く、動脈硬化や肥満との関連とともに、シンバスタチンの薬物動態の人種差要因となることを初めて示したものである。
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