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DNAメチル化の観点から骨髄異形成症候群の発症機序に迫る

研究課題

研究課題/領域番号 17K09000
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態検査学
研究機関川崎医科大学

研究代表者

辻岡 貴之  川崎医科大学, 医学部, 准教授 (50330551)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードMDS / DNMTIs / 白血病 / DNAメチル化 / コレステロール-25-ハイドロキシラーゼ / 25-オキシステロール / CH25H / 25-OHC / 25-OHC / 臨床検査医学
研究成果の概要

DNAメチル化阻害薬(DNMTIs)は骨髄異形成症候群(MDS)の治療に用いられる。我々はMDS細胞株をDNMTIsで処理し,網羅的遺伝子発現解析とメチル化解析を行った後, 薬剤処理で発現が上昇し脱メチル化された遺伝子を抽出した。特にCH25Hに注目した。CH25Hは25-OHCを産生する。CH25HはDNMTIs処理により発現量が増加した。プロモーター解析でメチル化されていたが, 薬剤処理で脱メチル化が起こり, mRNAの発現増加, CH25H-オキシステロール経路の活性化, 25-OHCの産生, アポトーシスによる細胞死が誘導された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

骨髄異形成症候群(MDS)は予後良好の血液悪性腫瘍である。治癒は造血幹細胞移植しかないが, 高齢発症が多いため, 移植適応外患者の治療薬について以前から切望されてきた。最近, MDSに対するDNAメチル化阻害薬(DNMTIs)の有用性が指摘されているが, 作用機序の詳細, ターゲットになる遺伝子は同定されていない。今回, 我々は網羅的遺伝子発現解析と次世代シーケンサーによる網羅的メチル化解析を行い, コレステロール-25-ハイドロキシラーゼ(CH25H)の発現増加に注目した。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 川崎医科大学検査診断学教室

    • URL

      http://www.kawasaki-m.ac.jp/lh/research_act.htm

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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