研究課題/領域番号 |
17K09005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
東田 修二 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80251510)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 白血病幹細胞 / 分子標的薬 / コンパニオン診断検査 / NOTCH / 低酸素 / HIF / コンパニオン検査 / 急性白血病 |
研究成果の概要 |
急性白血病細胞におけるNOTCH、Hedgehog、BMI1、HIF、MERTKなどの種々の幹細胞制御シグナルの、細胞増殖における意義、その阻害剤添加による細胞増殖の抑制効果を示した。また、シグナル蛋白の発現と活性、標的遺伝子の発現の解析により、阻害剤の効果の分子機序を明らかにした。この効果がoff-targetではないことを示すため、阻害剤の対象となる蛋白を産生する遺伝子をノックダウンして、同様の効果が見られることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、白血病幹細胞の分子病態の一部を明らかにするとともに、将来の白血病臨床において、白血病の幹細胞性を抑制する効果を示した阻害剤(低分子化合物)が、急性白血病に対する新たな分子標的治療薬の候補となる可能性があることを示した。さらに、どのような解析をすれば、その効果が予測できるかを明らかにしたことで、その阻害剤が標的薬となった際の、コンパニオン診断検査として用いることのできる検査法の可能性を示した。
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