研究課題/領域番号 |
17K09013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
常岡 英弘 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授(特命) (40437629)
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研究分担者 |
大津山 賢一郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (10432741)
徳田 信子 獨協医科大学, 医学部, 教授 (70227578)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 猫ひっかき病 / Bartonella henselae / ELISA-IgM / ELISA / ウエスタンブロット / IgM-WB / ウエスタンブロット法 / IgM-ELISA |
研究成果の概要 |
本研究の目的は猫ひっかき病(CSD)の血清診断のための組換え蛋白質抗原を使用した高感度Bartonella henselae ELISA-IgM抗体価測定法の確立である。抗原はB. henselae IgM抗体陽性患者の主要蛋白質8-10kDa中に見出された7種類について、2法(無細胞法と大腸菌遺伝子導入法)で組換え蛋白質合成を行い、それらの抗原性の検討を行った。 その結果、両者による蛋白質合成は確認できたものの、CSD患者血清との反応性は認められず、抗原性は確認できなかった。今後さらなる検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
猫ひっかき病(CSD)の病原菌Bartonella henselae は培養困難なため、血清学的診断法が有用であり高感度ELISAの開発が求められている。本研究は未だ存在しない“特異性の高い組換え蛋白質抗原を使用した高感度ELISA-IgM抗体価測定法の確立”を目指し、研究代表者らの一連の研究よりB. henselae菌体の8-10kDaの解析から研究を進めた。その結果、遺伝子解明とその組換え蛋白質生成合成はできたものの、それら蛋白質の抗原性は認められず、更なる検討が求められた。本ELISA確立時には一層のCSDの診断率向上と病態の解明が期待される。
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