研究課題/領域番号 |
17K09030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
多田 薫 金沢大学, 医学系, 助教 (90543645)
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研究分担者 |
菅沼 省吾 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (10622889)
林 克洋 金沢大学, 医薬保健学総合研究科, 特任教授 (80507054)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 末梢神経 / 脂肪幹細胞 / 細胞シート / 人工神経 / 同種処理神経 / 神経移植 |
研究成果の概要 |
生体吸収性チューブ内に脂肪幹細胞の細胞シートを封入するモデル、同種処理神経に脂肪幹細胞の細胞シートを付加するモデルについて検討しました。その結果、細胞シートを封入、付加した群はしない群に比べ有意に機能的な回復が得られることが判明しました。またその機序として、再生組織内のシュワン細胞数の増加やVEGFやNeuregulin-1等の遺伝子発現の増加が関与していることを確認しました。細胞シートの神経再生促進効果について今後も研究を継続する計画です。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動や知覚という大切な機能を司る「神経」の欠損に対して、いろいろな幹細胞を用いて神経を再生させる研究が行われています。私たちの研究の結果、脂肪幹細胞は「細胞シート」の形で使用することで、神経を再生する力をより有効に発揮することができると考えられました。
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