研究課題/領域番号 |
17K09117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 佐賀大学 (2021-2022) 大分大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
土器屋 美貴子 佐賀大学, 医学部, 非常勤博士研究員 (20749139)
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研究分担者 |
兼板 佳孝 日本大学, 医学部, 教授 (40366571)
井谷 修 日本大学, 医学部, 准教授 (70624162)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高校生 / 生活習慣 / 睡眠 / インターネット / ひきこもり / インターネット依存 / ひきこもり親和性 / メンタルヘルス / 縦断調査 / 多変量解析 / 先行文献レビュー / 保健教育用教材 / 思春期 / 精神的ストレス / 睡眠障害 / コホート調査 / 縦断研究 / 系統的レビュー / 保険教育用教材 |
研究成果の概要 |
横断的な解析から、高校生1年生時の睡眠障害は、インターネット依存や大学等への進学に対する費用面の不安と関連することが示された。また、実際の飲酒と関連が示されている将来の飲酒意識は、友人が多いなど社交的な要因との関連性が認められた。 縦断的な解析では、インターネット依存発症要因には性差があること、睡眠障害の予測因子は、女子であることや休日のインターネット時間が長いことなどであり、不規則な生活状況がうかがわれた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
睡眠障害やインターネット依存は、高校生の発達において、好ましくない状態である。本研究により、睡眠障害に該当する者が約半数存在することや、インターネット依存に該当するものも、少なからず存在することが示された。そして、縦断的な解析により、睡眠障害やインターネット依存の予測因子を明らかにした。 本研究は、約6千人を対象とした縦断的なコホート調査であり、複数の項目を考慮した多変量解析による検討を行っている。これらの結果は、質の高いエビデンスとなりうる。学校保健において、予防プログラムを開発する際の一助となるものである。
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