研究課題/領域番号 |
17K09130
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
白澤 貴子 昭和大学, 医学部, 講師 (80365759)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
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キーワード | 隠れ腹部肥満 / 健康診断 / BMI / 腹囲身長比 / 生活習慣 / 腹囲 / 予防医学 |
研究成果の概要 |
腹囲身長比とBMIの組み合わせによって判定される「隠れ腹部肥満(普通体重・腹部肥満)」の実態、隠れ腹部肥満と生活習慣との関連について検討した。日本の成人の隠れ腹部肥満の割合は、男性15.6%、女性30.2%であった。隠れ腹部肥満は、普通体重・非腹部肥満に比べて、高血圧、脂質異常症、糖尿病など心疾患のリスクが高いことが明らかになった。年齢・喫煙・飲酒・運動習慣を調整後も同様の結果であった。また、飲酒習慣の有無にかかわらず、高尿酸血症のリスクが、普通体重・非腹部肥満に比べて男女ともに高いことも明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
職域における大規模健康診断データの解析結果から、日本の成人における隠れ腹部肥満と生活習慣との関連について性別、年代別に新知見が得られることが予想される。腹囲とBMIの組み合わせによる判定は、今後の健康診断基準の検討のための基礎資料として有意義な情報となり、労働者における隠れ腹部肥満に関連する疾病の予防に資することが期待される。
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