研究課題/領域番号 |
17K09140
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
津田 泰宏 大阪医科大学, 看護学部, 教授 (30411375)
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研究分担者 |
朝井 章 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (30622146)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | C型肝炎 / 抗ウィルス治療 / 治療後の心境の変化 / 治療後の体調の変化 / パンフレット / C型肝炎治療 / デジタル / 抗ウィルス治療後の調査 / 掘り起こし / デジタルコンテンツ / 拾い上げ |
研究成果の概要 |
治療を終了しているC型肝炎患者からアンケートや協力を得て掘り起しに有効と思われる因子を抽出し、それをもとに配布物やデジタルコンテンツを作成して新規のC型肝炎患者を外来受診や治療に結びつけることを目的として研究を開始した。今回のアンケートに参加した対象者の大部分が以前から通院中の患者であったため、C型肝炎検査の受検勧奨に結びつく因子を見つけ出すことはできなかったが、患者の治療体験や感想、治療後の体調や心境の変化などのデータの収集には成功したため、それらを紹介したパンフレットを作成し、今後新しくC型肝炎治療を受ける患者や治療を迷っている患者に対して提供できるようにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
C型肝炎は治療薬の進捗にて95%以上の患者に治癒が見込めるようになったが、わが国にはまだ多くの潜在患者が存在しており、新規患者を掘り起こして治療につなげることが重要になってきている。今回の研究では新規患者を拾い上げたり、治療の必要性を感じていない人々を見つけ出す因子を明らかすることはできなかったが、すでに治療を終えた患者の体験や感想、治療後の心境の変化などを載せたパンフレットを作成することで、治療を迷っている人に対してできるだけ治療を受けやすくするコンテンツの1つを作成することができた。
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