研究課題/領域番号 |
17K09158
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 岡山理科大学 (2019-2022) 山口大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
高橋 秀和 岡山理科大学, 獣医学部, 准教授 (90450402)
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研究分担者 |
田邉 剛 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80260678)
山口 奈津 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (40450671)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 分子疫学 / 免疫学 / 疫学 / 遺伝学 / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
造血幹細胞移植は難治性の血液疾患への根治的療法である。造血幹細胞移植におけるドナーとレシピエント間のHLA遺伝子のマッチング以外の重要な遺伝因子については不明な点が多い。本研究では、造血幹細胞移植に影響を与えることが動物実験などで示唆されている遺伝子の多型の非血縁骨髄移植予後との関連をHLA遺伝子のマッチングとの相互作用を考慮に入れて解析した。その結果、移植予後と関連している免疫関連遺伝子の一塩基多型を同定した。今後は、より大規模な集団での解析による検証が必要と考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
造血幹細胞移植後の生存率等は以前より上昇しているが、移植片対宿主病などの脅威も引き続き存在し、更なる改善が望まれている。移植予後の予測や改善の手段としてHLA以外の遺伝子の多型の利用が考えられることから、予後と関連する遺伝子多型が同定できたことは予後予測の発展にとって肯定的な結果と考えられる。しかしながら、より大規模な集団や様々な背景の集団で確認される必要がある。
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