研究課題/領域番号 |
17K09166
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 東京女子医科大学 (2017, 2020-2021) 東京家政大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
野原 理子 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (30266811)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 医師の働き方 / 医療勤務環境 / 業務バランス / アクションチェックリスト / 医師 / 働き方 / 勤務環境改善 / 普及ツール / physicians / action checklist / university hospital / work duties / workload / アンケート / フォーカスグループインタビュー / 医療・福祉 / セルフマネジメント |
研究成果の概要 |
大学病院の医師は、患者に直接対応する臨床業務、検査結果の確認などの間接的な臨床業務、病院や医局の運営に関する業務、安全な医療提供に必須の自己研鑽、医学の発展に貢献するための研究の他、学生などへの教育を担っている。そこで多様な業務を担っている大学病院の常勤勤務医師自身が自分の働き方をどのように認識し、それは年代により違いがあるのか、また改善の希望はあるのか等を確認するために調査を行った。調査の結果、各業務の業務量に関する認識は年代により異なっていた。医師の働き方改革を進める際には、医師の自己評価を導入し、年代別に各業務の業務量を調整する等、医師の要望を考慮した取り組みを行う必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2024年に向けて医師の働き方改革が進められているが、その中で医師自身がどのように働きたいと考えているかについてのデータはなかった。本研究により、長時間勤務となっている医師が最も多い大学病院の常勤勤務医の業務量に関する認識を明確にできた。これにより今後の医師の働き方改革の取り組みに必要な新たな視点を提示できた。医師自身がどのように働きたいのかを明らかにし、それに沿った取り組みをすることは、医師の働きやすさや働きがいの向上につながり、安心安全な医療の提供につながるものと考える。
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