研究課題/領域番号 |
17K09178
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
石田尾 徹 産業医科大学, 産業保健学部, 講師 (90212901)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 混合有機溶剤 / 気液平衡関係 / 平衡蒸気濃度 / リスク管理 / 非理想性 / ラウール則 / UNIFACモデル / CHEMCAD / 非理想溶液 / UNIFAC式 / 産業保健 / 有機則 |
研究成果の概要 |
有機溶剤を対象にUNIFACモデルの適用の可能性を検討した。その際、CHEMCADとエクセルのマクロを利用し、多数の混合有機溶剤の気液平衡関係を迅速に計算可能なプログラムを開発した。まず、安衛法の有機溶剤47種における全ての組み合わせ1176系の計算を行い、ラウール則とUNIFAC式における気相モル分率の差異を求めた。その結果、個々の飽和蒸気圧からのみでは蒸気濃度を予測できない系が全体の約半数存在することがわかった。本研究で開発した計算システムを用いれば、気液平衡関係の非理想性を迅速に計算でき、今後新たな化学物質が追加された場合、その化学物質との非理想性を迅速に計算可能であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リスクアセスメントが義務化された有機溶剤を対象にUNIFACモデルの適用の可能性を検討した。その際、CHEMCADとエクセルのマクロを利用し、多数の混合有機溶剤の気液平衡関係を迅速に計算可能なプログラムを開発した。本研究で開発した計算システムを用いれば、混合有機溶剤の気液平衡関係の非理想性を迅速に計算でき、容易に視覚化できることが確認された。また、今後新たな化学物質が追加された場合、その化学物質との非理想性を迅速に計算可能であることが示唆された。
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