研究課題/領域番号 |
17K09189
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 眞理 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (90755886)
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研究分担者 |
小山田 信子 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40250807)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 育児行動 / 母親 / 新生児 / 発達 / インドネシア / 産褥期 / フィリピン / 質問紙調査 / 父親 / メンタルヘルス / 感染予防 / 母子保健 / 家族 |
研究成果の概要 |
本研究は,インドネシア国バンテン州地域で1)新生児の成長を含む健康状態に影響する要因を明らかにすること2)家庭で実施されている新生児ケアの慣習について分析すること3)家庭における新生児ケアについてのケア提供者の考えを分析することを目的とした。2019年4月~6月の3カ月間ヘルスセンターで出産した母親と新生児を対象とし面接調査と新生児の発達について出生直後,1週間、1カ月の3回に渡計測を行った。結果156名の参加者が得られ,新生児のケアについては同居する家族の考えが母親の育児行動に大きく影響し,伝統的なケア方法が現在も根強く残っていることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インドネシアは大小多数の島々からなり,経済状況や生活状況において地域格差が大きい.本研究はジャワ島に位置し,首都に比較的近いバンテン州の中でも,地方に位置し,妊産婦死亡・新生児死亡が高い地域にある郡を対象地域とした。東北大学と連携大学であるる大学である,Islamic State University, SyarifHidayatullah Jakartaは,バンテン州で研究活動を行い,その結果を行政施策に反映している.本研究の結果はバンテン州における新生児発育・発達の向上,新生児死亡の削減に繋がる施策に反映することができる.
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