研究課題/領域番号 |
17K09208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
兼松 孝好 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (20381824)
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研究分担者 |
赤津 裕康 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (00399734)
田中 創始 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (30433220)
正木 克由規 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (00365652)
大原 弘隆 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (80285212)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Advance Care Planning / ACP / Online / アドバンス・ケア・プランニング / オンライン / クラウド型 / オンライン・クラウド型 / 地域医療 / 終末期ケア / 事前指示書 / クラウド型オンラインシステム |
研究成果の概要 |
終末期の医療・介護に関する事前指示(アドバンス・ケア・プランニング:以下ACP)をオンライン上に登録するシステム構築と、その有用性の評価を目的とした.利用者が自らのACPを登録できるWebシステムを開発し、許可を得た医療者が閲覧できる仕組みを考案したが、認証確認システムや情報アクセスの制限範囲の調整など、順次改良が必要であった。システムの利用者によるアンケートの集計を予定したが、COVID-19パンデミックによる隔離措置によって、研究対象である利用者が、家族とともに利用できず、システム構築に予想以上の時間を要した。最終的登録システムは完成したが、有用性の検証までは到達できなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ACPに関する啓蒙を目的とした国内でのwebページは、日本医師会や厚生労働省のHPなどで散見されるものの、クラウド上で管理できるよう、ACPの内容を登録し、登録者の他、医療・看護・介護関係者との共用を目的とした実用的な運用を目的としたwebページは従来にはなく、試験的ではあるが、本研究で初めて作成できた。現在、試用版としてアンケート調査を行いながら、試験的に運用しているが、今後本システムを発展的に運用できれば、国内におけるACPの充実に大きく寄与するものと期待できる。また、本研究では、運用面での課題の抽出も行っており、今後本運用に向けた課題解決の礎になり得るものと期待できると考えられる。
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