研究課題/領域番号 |
17K09213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
山岡 和枝 帝京大学, 大学院公衆衛生学研究科, 客員教授 (50091038)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 非感染症疾患 / リスク / 多変量ネットワーク・メタアナリシス / 医療技術評価 / 糖尿病 / メタボリックシンドローム / アンブレラ・メタアナリシス / 非感染性疾患 / 多変量ネットワーク・メタ分析 / メタアナリシス |
研究成果の概要 |
近年のNCDsの増加は著しい。本研究ではNCDsの重要なリスクである糖尿病に焦点をあて、RCTを対象としたアンブレラ・メタアナリシスにより壮年期と高齢期の2つのライフステージで統合した分析を行った。ライフスタイル介入(66研究、45878人)の統合オッズ比は0.65(0.53-0.80)で、メトフォルミン(8研究、5847人)の統合オッズ比0.71(0.64-0.78)となった。ライフスタイルに関しては年齢区分の差が若干みられたが、区分方法による相違もあり、これらの影響については更なる検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義として、RCT研究を対象としたNCDsリスクに対する投薬・治療およびライフスタイル教育介入を、主要なリスクを総体として多変量ネットワーク・メタアナリシスにより捉え提示することがある。なかでもライフスタイル改善などの教育介入のコンプライアンスが低い原因の1つとして、効果の評価のエビデンスが明確ではないことがあり、総合した効果として明らかにされれば改善のための教育も含めた対策の意義がより明確になり、効果的戦略となりうる可能性が高まり、社会的意義がある。
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