研究課題/領域番号 |
17K09230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
藍 真澄 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 教授 (00376732)
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研究分担者 |
石岡 淳一郎 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (10596878)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 社会保険医療制度教育 / web教材 / 社会保険医療教育 / 社会保険医療システム / 教育システム / 医療管理学 |
研究成果の概要 |
社会保険医療保険制度教育の現状に関する実態調査を全国の医科大学および医学部、初期研修を行う臨床研修指定病院で行った。さらに海外における医療システムに関する教育についての調査研究を行った。その結果、卒前教育では時間が足りず、特に臨床実習を行う高学年で授業時間を割くことが困難であること、卒後では教育の機会の不足、両者において教育する人材と教材の不足が問題であり、これらが我が国だけではなく世界的にも問題であることが明らかとなった。解決策として教材開発を行い、教育ツールはセルフチェック問題と解答を含めてweb教材としてまとめ、どこからでもアクセスできるものとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全国の医科大学、医学部、臨床研修指定病院に対して行った社会保険医療制度に関する教育の現状調査の結果、卒前教育では時間が足りず、特に臨床実習を行う高学年で授業時間を割くことが困難であること、卒後では教育の機会の不足、両者において教育する人材と教材の不足が問題であることが明らかになった。本研究で開発した教材はどこからでもインターネットでアクセスでき、時間や教育人材を問わない。学習者の都合に合わせて使うことができる点で、上記の諸問題への解決に寄与すると考えられる。さらに新型コロナウイルス感染症に伴う様々な制限下でも使用可能な教育ツールであり、教育機会の損失を防ぐ点でも意義あるものと考えられる。
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