研究課題/領域番号 |
17K09235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
日高 国幸 大阪大学, 医学部附属病院, 診療放射線技師 (50437430)
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研究分担者 |
宮本 俊幸 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (00294041)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 最適化 / 放射線技術 / 労働負荷 / スケジューリング / スタッフ教育 / 診療放射線技師 / 病院管理学 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,32の制約条件を基に,スキルと若手教育を考慮した放射線部門のスタッフスケジューリングモデルを構築した.本モデルでは,与えられた制約条件を全て満たし,放射線技師が制約に違反なく配置されることを確認できた.また,実際のシフトと比較して,最適化スケジューリングにより,労働負荷が低減されることが示唆された. 放射線部門のスタッフの教育計画のための中期スケジューリングについては,教育計画に対する順序制約を構成するためにペトリネットを用いた手法を提案し,グループ移動計画問題および教育計画問題として構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人材育成,教育を考慮した勤務スケジューリングの最適化モデルと支援システムを構築することは非常に重要であり,長期スケジューリングの結果を拘束条件とする中期スケジューリングモデルの構築は学術的に意義がある.人材育成は様々な分野で重要な問題であると同時に,限られた人的資源の医療スタッフの人材育成や教育は非常に時間がかかり,直接,医療サービスの質に反映される部分でもある. スケジューリングの最適化によって人材育成の効率化や,効率のよい勤務配置が行えれば,質の高い医療サービスが提供可能となり,本研究による成果は様々な応用が期待され,実用面でも非常に意義がある.
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