研究課題/領域番号 |
17K09242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
谷川 琢海 北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (40446539)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 地域医療 / 地理情報システム / オペレーションズ・リサーチ / 医療提供体制 / 医療サービス / 包絡分析法 / 医療資源 / 将来推計人口 / 患者受療行動 / 医療機能 / 医療・福祉 / 地理情報システム(GIS) / 政策研究 |
研究成果の概要 |
本研究では、医療費抑制の観点から今後に向けた最適な医療資源の配置を明らかにすることを目的として、経時的な人口動態の変化および交通事情等の社会的条件を考慮した患者受療動向モデルの構築と評価を行った。 北海道の将来における患者受療行動予測分析、包絡分析法を用いた都道府県ごとの放射線医療資源分布の効率性分析、将来推計人口に基づく医療資源分布の効率性分析を行い、特に患者のアクセシビリティの観点から人口動態が大きく変化するなかでの医療資源の適正な配置、並びに医療資源の配置の妥当性について検証することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国民医療費が年々増加するなか、医療費の適正化の観点から定量的な指標に基づく医療資源の最適配置や医療資源の地域偏在の解消に向けたアプローチが今後の重要な研究課題になる。医療政策の立案に向けた基礎資料とするためには、現状と将来予測の複雑な条件設定を考慮した分析が必要である。未来の患者受療行動や効率性を考慮した医療資源の配置は地域によって異なることが予想され、本研究の研究成果は今後の医療計画の策定に向けた基礎資料となることが期待される。
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