研究課題/領域番号 |
17K09256
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病院・医療管理学
|
研究機関 | 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 |
研究代表者 |
吉川 徹 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所, 過労死等防止調査研究センター, センター長代理 (50332218)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 職業感染 / B型肝炎ウイルス / C型肝炎ウイルス / COVID-19 / HIV / 針刺し切創 / 労務管理 / サーベイランス / エピネット日本版 / C型肝炎 / 血液媒介病原体 / 新型コロナウイルス / N95マスク / C型肝炎 / 医療従事者 |
研究成果の概要 |
本研究は、医療現場における針刺し切創事例データベース(針刺し切創DB)を活用した解析と医療施設における曝露後フォローアップ体制の実態調査を基礎資料として、血液媒介病原体へのばく曝露後サーベイランスツールの開発を行なった。(1)定式の書式(エピネット日本版)を用いた針刺し切創事例サーベイランスネットワークを活用した血液・体液曝露後対応の実態調査、(2)科学的根拠に基づく曝露後フォローアップツールを開発し、(3)労働資源や医療資源の変化に対応できる医療機関にあわせた労務管理方法について検討した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
職業性感染症の原因となる感染病原体(B型肝炎・C型肝炎ウイルス等)の感染機会となる針刺し切創事例の全国ーベイランスネットワークを活用して、血液・体液曝露の実態調査、労働資源や医療資源の変化に対応できる医療機関にあわせた労務管理手法を検討した。研究期間中にCOVID-19流行が発生したことからN95マスク等の呼吸用防護具の学術情報を収集し、合わせて医療従事者の職業感染統計、医療職場の職場環境改善・労務環境改善のための人間工学チェックポイントを公開した。雑誌「医学のあゆみ」等で成果を公表した。
|