研究課題/領域番号 |
17K09290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
冨田 尚希 東北大学, 大学病院, 助教 (00552796)
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研究分担者 |
土屋 隆裕 横浜市立大学, データサイエンス学部, 教授 (00270413)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | セルフレポート / 視覚アナログ尺度 / Self-administered / Self-report / Visual analogue scale / ユニバーサルデザイン / universal design / self-report / age-friendly design / Aging-friendly design / Arrow design / Visuaol analogue scale / 高齢者総合的機能評価 / 自記式調査票 / 条件分岐を含む自記式設問 |
研究成果の概要 |
セルフレポート形式の調査について、高齢者の回答負担を軽減し、かつ回答の精度・確度を改善するデザイン上の工夫の要点について検討を行った。紙面の調査では、条件分岐がある場合に矢印を活用することが一般的に推奨されるが、視線追跡装置による実験の結果、矢印のデザインそのものよりも、分岐条件の内容やその提示法の重要性が示唆された。モニター上で行う調査では視覚アナログ尺度のデザインの効果についてウェブ調査を通じて検討し、スライドの方向や補助線の数が回答内容に及ぼす影響が限定的であり、補助線の数は多いほうが回答しやすいことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
セルフレポート形式での情報収集は、問診や診察・検査を補足し、回答者本人の認識や思いを確認する方法として重要である。しかし、面接や検査を通じた評価と比較すると、評価をされる側にかかる負担が大きく、得られる回答の精度・確度が他の方法よりも低い傾向がある。セルフレポートが適している評価があることや、評価者される側の負担軽減には有用であることから、回答負担の軽減・回答内容の精度・確度を挙げるための具体的な改善策が求められている。特に回答者の認識や思いを確認するために視覚アナログ尺度は有用であり、モニター上のセルフレポートで視覚アナログ尺度をより有効に活用する方法を示した点に本研究成果の意義がある。
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