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がん関連倦怠感に対するエネルギー温存療法に基づいた個別的日常生活指導の効果

研究課題

研究課題/領域番号 17K09300
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関広島大学

研究代表者

三木 恵美  広島大学, 医系科学研究科(保), 助教 (40610788)

研究分担者 片岡 健  広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (50263702)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードがん関連倦怠感 / 身体活動量 / リハビリテーション / 作業療法 / エネルギー温存療法 / 日常生活活動 / 在宅がん患者 / 活動日記 / 緩和医療
研究成果の概要

在宅がん患者のがん関連倦怠感(CRF)に対するエネルギー温存療法(ECAM)に基づいたリハ・プログラムを構築するため、身体活動量・日常生活活動状況・苦痛症状・健康関連QOLとCRFとの関連について検討した。横断調査の結果、身体活動量とCRFとの間には明らかな関連が認められず、日常生活で行われる活動の活動強度とCRFの出現にも関連が認められなかった。一方、CRFは苦痛症状・健康関連QOLと強い関連が認められた。効果検証まで至らなかったが、CRFに対するリハ・プログラム構築の基盤となる資料を得ることができた。今後は、構築したリハ・プログラムの効果検証を行い、臨床での適用をすすめる必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により、がん関連倦怠感(CRF)が、在宅がん患者の健康関連QOLに影響を与えること、またCRFは身体活動量よりも浮腫や不安など苦痛症状の影響を強く受けることが明らかになった。在宅がん患者のCRFに影響を与えるリスク因子について新たな知見が得られた点で学術的意義がある。こうした知見は、在宅がん患者のCRFのリスク因子に基づいたリハビリテーション評価およびリハ・プログラムの開発につなげることができる。在宅がん患者の7割以上がCRFを自覚していたことからも、新たな支援プログラムを構築することの社会的意義を評価できる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 在宅乳がん患者のがん関連倦怠感・身体活動量・QOLの関連2019

    • 著者名/発表者名
      三木恵美
    • 学会等名
      第53回日本作業療法学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 在宅がん患者のがん関連倦怠感・身体活動量・QOLの関連2019

    • 著者名/発表者名
      三木恵美
    • 学会等名
      第53回日本作業療法学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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