研究課題/領域番号 |
17K09305
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構福岡病院(臨床研究部) |
研究代表者 |
古川 智一 独立行政法人国立病院機構福岡病院(臨床研究部), その他部局等, 科長・医長 (70617365)
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研究分担者 |
吉村 力 福岡大学, 医学部, 准教授 (20511885)
安藤 眞一 九州大学, 大学病院, 特別教員 (90575284)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | イビキ / 日中の眠気 / 睡眠呼吸障害 / 睡眠医学 / 心身医学 / 不安 / うつ / イビキ症 |
研究成果の概要 |
イビキの健康障害を明らかにするために年齢層別のイビキ音強度と日中の眠気との関連を検討した。無呼吸を疑い睡眠ポリグラフ検査を施行した患者1274名を対象とした。主観的眠気はEpworth sleepiness scale (ESS)で、イビキ音強度は睡眠中の空中音上位1パーセンタイル値(L1, dB)で評価した。年齢により3分位に分類した3群(若年・中年・中高年群)におけるL1とESSとの関連を重回帰分析で検討した。結果:全対象、中高年群でL1とESSの独立した関連を認めたが、若年、中年群では関連を認めなかった。結論:イビキは日中の眠気へ影響し、その影響は年齢よって異なる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
イビキは睡眠時無呼吸症候群の主要な症状の一つであるが、イビキによる本人あるいはベッドパートナーの健康障害につながる可能性がある。さらに、イビキはその有病率の高さから公衆衛生学上非常に重要な問題であるといえる。今回の研究の成果は、イビキによる健康障害のエビデンス構築につながるものであり、イビキの病態生理学的影響に重要な示唆を与えるものである。
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