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シクロスポリンによるFLIPを介した腸上皮細胞ネクロプトーシス抑制効果

研究課題

研究課題/領域番号 17K09367
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関弘前大学

研究代表者

櫻庭 裕丈  弘前大学, 医学研究科, 准教授 (90422063)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード腸上皮ネクロプトーシス / シクロスポリン / ネクロプトーシス / HMGB-1 / 腸上皮細胞 / 炎症性腸疾患
研究成果の概要

DSS急性腸炎モデルにおいてシクロスポリン投与による、ネクロプトーシス調節分子の発現調節解析を行った。RIPK3, AMPK ,MLKL及びRIPK1の発現は、コントロール群とシクロスポリン投与群との間に有意な発現の差は認めなかった。一方、ネクロプトーシスからの炎症誘導メディエーターであるHMGB-1の発現は、腸上皮細胞分画においては、DSS投与0,1日目で、粘膜下組織の分画では、DSS投与2日目において、コントロールに比べてシクロスポリン投与群で有意に抑制されていた。ネクロプトーシス調節因子であるRIPK3, AMPKを介さない、HMGB1発現抑制効果の存在が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

シクロスポリンによるネクロプトーシス実行メディエーターであるHMGB-1の発現調節効果の存在が明らかになった。従来のネクロプトーシス調節分子を介さない機序が存在する可能性があり、腸上皮ネクロプトーシスの新しいメカニズムあるいはHMGB1の治療マーカーの可能性など、さらなる解析を進める意義があると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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