研究課題/領域番号 |
17K09384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
岡 志郎 広島大学, 病院(医), 講師 (30403538)
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研究分担者 |
田中 信治 広島大学, 病院(医), 教授 (00260670)
卜部 祐司 広島大学, 病院(医), 助教 (10648033)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | カプセル内視鏡 / 小腸粘膜傷害 / 関節リウマチ / 膠原病 / 早期診断 / 慢性関節リウマチ / 強皮症 / angioectasia / 内科 / 臨床 |
研究成果の概要 |
関節リウマチを含む膠原病患者では,自覚症状がなくても高い頻度で小腸病変(薬剤性粘膜傷害、血管性病変など)が存在することが明らかとなり、その診断には臓器粘膜病変部の微細な色調変化を強調するシステムである分光画像処理機能によるカプセル内視鏡検査が有用であることが明らかとなった。なお,小腸粘膜傷害や血管性病変を合併しやすいリスク因子に関しては遺伝子解析を含めたさらなる検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
関節リウマチを含む膠原病患者では、小腸粘膜傷害や血管性病変を合併するリスクがあり,その早期診断には分光画像処理機能を応用した小腸カプセル内視鏡検査が有用である。腹部症状や貧血などがある場合のみならず無症状であっても状況に応じて積極的に小腸カプセル内視鏡検査を施行すべきであり、早期診断と治療により改善が得られる。
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